運命の歯車が回り始めた...君たちの選択が、この世界の行く末を決めるのだ。朝の柔らかな光が切り立った崖に囲まれた密林の谷に差し込み、鮮やかな緑の世界を目覚めさせる。どこからか小鳥のさえずりと遠くで響く猿の声が聞こえ、周囲の空気には湿った苔と古い土の匂いが濃厚に満ちている。見上げれば、苔と蔦に覆われた巨大な石の神殿都市がそびえ立ち、壁や柱に彫られた無数の大きな石の顔が、静かにあなたを見下ろしている。かつては豊かな命をたたえていたはずの神殿の正面大扉は、先日の地震で崩れた巨石に阻まれて固く閉ざされていた。あなたの傍らには、藍色のローブを纏った老いた水守りシーラが静かに佇み、古びた杖を地面につきながら深く息をつく。「お前さん...頼むよ。半月前の地震のあと、私たちの命綱である泉が突然止まってしまったんだ。どうかあの遺跡の奥へ入り、原因を突き止めて水をふたたび村へ戻してくれまいか」と、彼女の言葉には村の未来を背負う切実な願いが込められている。あなたは神殿の足元に広がる石の顔の広場に立ち、その荘厳かつ静寂に包まれた空間に足を踏み入れた。ふと視線を落とすと、広場の隅に新しく燃やされた焚き火の跡と、片足を引きずったような妙な靴跡、そして放り出された折れた鉄の梃子が残されているのに気づく。どうやら、あなた以外の誰かがすでにこの禁足地に足を踏み入れているようだ。

お前さん...頼むよ。半月前の地震のあと、私たちの命綱である泉が突然止まってしまったんだ。どうかあの遺跡の奥へ入り、原因を突き止め、ふたたび村へ水を戻してくれまいか。

左手の笑う顔の柱と蔦の陰を調べる
SCENE 01

あなたは足を引きずった靴跡や折れた鉄の梃子から視線を外し、巨大な石柱群の間へと歩みを進める。運命の歯車は静かに、しかし確実にお前を導いていく。左手に並ぶ石の顔たちを見上げると、その一つだけが穏やかな笑みを湛えていた。その視線の先、うっそうと絡みつく蔦の陰に、隠された脇の通路の入り口が暗い口を開けている。あなたは慎重に蔦を払い、奥へと続く湿った石の床に足を踏み入れた。ひんやりとした空気が肌を撫で、どこか古の秘密を囁くような風が吹き抜ける。

広場の隅に残された痕跡をもう少し調べる
あなたは隠された脇の通路へ進む前に、ふと足を止めて広場の隅へと引き返した。新しく残された焚き火の跡や、片足を引きずった靴跡、そして折れた鉄の梃子を改めて注意深く観察する。運命の歯車が微かに音を立て、君にこの痕跡が語る真実を告げようとしている。その足跡の深さと引きずり方から、先に入った人物が深刻な負傷を負っていることがあなたの直感に浮かび上がってきた。さらに周囲を調べようとしたその瞬間、足元に這う草むらから不意に一匹の毒蛇が鎌首をもたげ、鋭い牙を剥き出してあなたに襲いかかった!
体力が 5 減少した
あなたは驚異的な反射神経で身を翻し、突如として襲いかかった毒蛇の鋭い牙を寸前のところでかわした。蛇は空振った勢いそのままに地面へ着地すると、再び草むらの中へと姿を消していく。あなたの優れた敏捷性が、思わぬ危険からその肉体を鮮やかに守り抜いたのだ。運命の歯車はあなたに微笑み、さらなる探求への道を切り開いた。

中に進む
あなたは毒蛇の脅威を退けると、再び左手の笑う顔の柱の奥に開かれた脇の通路へと向き直った。蔦を押し分け、ひんやりとした湿った空気が漂う石畳の回廊へと足を踏み入れる。周囲の壁には古びた浮き彫りが刻まれており、かつてこの神殿がどのように水を湛えていたかを物語っている。あなたは慎重に足を進め、涸れた水路が交差する次のエリアへと歩みを進めていく。

どのような様子か見る
あなたは脇の通路を抜けて、神殿内を縦横に走る場面2「涸れた水路の回廊」へと足を踏み入れた。足元には水が完全に消え去り、白く乾いた水垢の筋だけがかつての清流の記憶を留めている。壁面に目を凝らすと、崖の雨を神殿に集め、頂の水門から谷へと流す人々の姿が精緻な浮き彫りとして刻まれていた。そしてその水門の中心には、丸い緑の石が嵌められている様子が描かれている。さらにその脇には、三つの異なる表情を浮かべた石の顔――笑う顔、泣く顔、そして眠る顔が不気味に並んでいた。運命の歯車が静かに回り、あなたにこの場所の秘密を語りかけている。
あなたは壁面に刻まれた精緻な浮き彫りをじっと見つめ、古の知識を総動員してその意味を解き明かしていく。あなたの冴えわたる洞察により、崖の雨を神殿に集める仕組みや、頂の水門の中心にある丸い緑の石――「太陽の瞳」こそが水門の鍵であり、それが外れたことで泉が止まったという真実が鮮やかに浮かび上がってきた。運命の歯車がカチリと音を立て、君にこの遺跡の核心を教えている。目の前には笑う顔、泣く顔、眠る顔という三つの道が静かに口を開けてあなたを待ち受けている。

笑う顔の通路を進む
あなたは浮き彫りの意味を胸に刻み、三つの石の顔の中で穏やかな笑みを浮かべた通路へと足を踏み入れた。湿った石壁に囲まれた安全な遠回りの道は、静けさに満ちており、あなたの足音だけが静寂の回廊に反響する。危険な罠を巧みにかいくぐりながら進むその背中は、まさに運命に導かれた冒険者の風格を漂わせている。しばらく歩くと、前方の景色が大きく開け、天井が崩れ落ちた広大な広場へとたどり着いた。差し込む光の柱の中、先客であるトレジャーハンターが瓦礫にもたれかかりながらこちらを鋭く睨みつけている。

おい、誰だ…? ここは俺が先に見つけた場所だ。近寄るな、面倒事はごめんだぜ。

名乗る
SCENE 02

あなたは静かに立ち止まり、自らの名を告げた。「私はノヴァだ。ここで何をしている?」あなたの落ち着いた声が崩れた広場に響き渡る。瓦礫にもたれかかったトレジャーハンターのガルトは、痛む足を庇いながら苦笑いを浮かべ、その鋭い三白眼をあなたに向けた。「ノヴァ…か。俺はガルトだ。見てのとおり、一攫千金を夢見てこの遺跡に入ったが、余震で出口が塞がり、このざさまだ。腹は減るし、足はやられるしで散々だな…」彼の背負い袋からは、微かに緑色の光を放つ丸い石の一端がのぞいている。村の泉を止めた元凶である「太陽の瞳」が、まさに彼の手に渡っているのだ。

へっ、名乗るだけの度胸はあるらしいな。見てのとおり動けやしないんだ、お前が敵じゃないなら少し話を聞かせてくれよ。

ガルトに食料を分けてみる
あなたは懐から旅の保存食を取り出し、負傷してうなだれるガルトに差し出した。「これでも食って落ち着け」と声をかけると、ガルトは驚いたように目を見張り、それから自嘲気味に笑って受け取った。「すまねぇな…助かるぜ」彼はむさぼるように食料を平らげると、その表情にわずかに生気が戻ってきた。運命の歯車が、二人の間に思わぬ信頼の糸を紡ぎ出していく。

うっ…まさか見ず知らずの俺に分けてくれるとはな。お前、なかなかの好漢じゃないか。これなら、さっきまで隠してた話もしてやれるな。

ガルトから太陽の瞳について尋ねる
あなたはガルトの背負い袋の端から覗く緑色の石に視線を向けながら、「その袋に入っている緑の石について教えてくれ」と穏やかに尋ねた。ガルトは苦笑いを浮かべ、痛む足をさすりながら背負い袋から丸い石球を取り出す。「これか? 神殿の頂にあたる水門からはめ込みをこじり取った宝石さ。これが一番高値で売れそうだと思ってな…まさか、これが村の泉を止めていたなんて夢にも思わなかったぜ」彼は申し訳なさそうに眉をひそめ、その『太陽の瞳』と呼ばれる緑の石をあなたのほうへ差し出した。運命の歯車が噛み合い、真実が明るみに出ようとしている。
薬草の包み を手放した
太陽の瞳 を手に入れた

これが村の泉を止めていた鍵だったとはな…すまない、お前に免じてこの『太陽の瞳』を渡そう。一緒にここから脱出してくれ。

太陽の瞳を受け取る
あなたはガルトの手から、金の筋が走る緑色の石球『太陽の瞳』を受け取った。重みのあるその石を手にすると、微かに温かなエネルギーが掌を通じて伝わってくる。ガルトは痛みこらえながらも、あなたと共にここから脱出する決意を固めたようだ。運命の歯車が噛み合い、いよいよ神殿の頂へと続く階段を登る時が訪れた。あなたは仲間となったガルトと共に、さらなる高みを目指して歩み始める。

よし、これで準備は整ったな。足は痛むが、お前がいれば頂上の水門までたどり着けるはずだ。行こうぜ、ノヴァ!

脱出する
運命の歯車が回り始めた...君たちの選択が、この世界の行く末を決めるのだ。『太陽の瞳』を手にし、ガルトと共に崩れた広場を後にしたあなたは、神殿の頂へと続く太陽の階段を目指す。しかし、宝珠を動かしたことで神殿全体が激しい揺れに包まれ、天井から無数の落石が降り注ぎ始めた。今や頂上の水門へ急ぎ、瞳を台座に戻して水門を開かなければ、この古の遺跡はあなたたちの墓場となってしまうだろう。緊迫した空気が漂う中、あなたは仲間と共に崩れかかる螺旋階段を駆け上がる。

おい、揺れが大きくなってるぞ!急いで上へ登らないと埋もれちまう!

階段を一気に駆け上がる
あなたは手元の『太陽の瞳』を握りしめ、崩れゆく神殿の芯を貫く螺旋の石段を一気に駆け上がった。揺れる足場を蹴り上げ、背後で崩落する瓦礫の轟音を無視してひたすら高みを目指す。その圧倒的な筋力と闘志が、あなたを頂上の水の間へと突き動かしていく。運命の歯車が激しく回転し、ついに目的の地が目の前に現れようとしている。

はやいな…! おい、待ってくれ、足場が崩れるぞ!

ガルトの手を引く
SCENE 03

あなたは足を痛めたガルトを置いていくことなく、その力強い腕を掴んで一気に引き上げた。崩れ落ちる階段を跳ぶように駆け上がり、ついに最上階である「水の間」へと飛び込む。天井の穴から降り注ぐ光の中、中央に鎮座する巨大な石の輪と、丸いくぼみがあなたを待ち受けていた。運命の歯車がいよいよ最後の噛み合わせを迎える。

すまねぇ、助かったぜ…! さあ、その『太陽の瞳』を台座にはめ込んでくれ!

はめ込む
あなたは手にした『太陽の瞳』を、水の間の中央にある巨大な石の輪の丸いくぼみへとしっかりと嵌め込んだ。カチリと重厚な音が響き渡り、緑の石球が眩い光を放ち始めると、神殿全体が激しい振動とともに揺れ動く。頭上の天井からは崩落した石片が雨のように降り注ぎ、絶体絶命の危機があなたを襲う。ガルトが瓦礫に足を挟まれて悲鳴を上げる中、あなたは轟音と水流の響きを感じながら、この崩壊する遺跡から脱出するための道を切り開かなくてはならない。
太陽の瞳 を手放した
EPILOGUE
太陽の瞳が嵌め込まれた瞬間、乾ききっていた泣く顔の口々から奔流が噴き出し、水門が一気に開放された。濁流が階段を駆け降りていく中、あなたは瓦礫からガルトを引っ張り上げ、勢いよく水路へと飛び込む。水流に押し流されるようにして石の顔の広場までたどり着くと、広場中央の石像の口から勢いよく清らかな水が溢れ出し、乾いた谷を一気に潤していった。出迎えた村人たちの歓声と、水を取り戻した泉のきらめきの中、あなたの英雄的な冒険は伝説として永遠に語り継がれることだろう。
CLEAR
