REPLAY星間戦争:最後の希望

星間戦争:最後の希望 — セシルの冒険

冒険者セシル
ゲームマスターThe Catalyst
CLEAR
ターン
35
プレイ時間
23分
判定成功
2/13
挿絵
4

冷たい金属の臭いと焦げた配線の匂いがヘルメットの内部を満たす。ひび割れたバイザーの向こうには、漆黒の宇宙空間に浮かぶ青く美しい母星ティアマと、冷ややかに光る無数の星々が広がっている。遠く離れた断崖からは、音のない真空の世界を引き裂くように、無慈悲な橙色の重粒子光条が天高く突き抜けていく。耳を打つのは自分の荒い呼吸音と、電子ノイズが混じる無線の雑音だけだ。『……残り……三時間……砲台を……』。かろうじて聞き取れた通信の切れ端が、あなたの背筋に冷たい緊張感を走らせる。その時、ヘルメットのセンサーを伝って、残骸の向こうの岩盤を誰かが手で激しく叩く鈍い振動がダイレクトに伝わってきた。

セシルの行動

残骸の向こうの物音の主を確認する

SCENE 01

場面 1 の挿絵

あなたは瓦礫に覆われたコンソールの隙間から身を乗り出し、音の方向へと視線を走らせた。歪んだ隔壁の向こう、煤けた重装甲服に身を包んだ一人の男が、痛みに顔を歪めながら岩盤を叩いてあなたを呼んでいた。彼のヘルメットのバイザーが跳ね上がり、鋭い眼光と深いシワの刻まれた老練な顔立ちが露わになる。「おい、新顔……生きてるか? 早くそこから這い出せ、じっとしてちゃ敵のドローンに蜂の巣にされるぞ」と、古参兵ガレ・ヴァルコはかすれた声で吐き捨てるように言った。彼の片脚には簡易的な副木が当てられ、血に染まった装甲が痛々しい。墜落艇の奥には未回収の破砕爆薬や救急キットが眠る区画があり、通信機からは相変わらず不毛な雑音が響いている。

ガレ・ヴァルコ味方

おい、新顔……生きてるか? 早くそこから這い出せ、じっとしてちゃ敵のドローンに蜂の巣にされるぞ。

セシルの行動

大丈夫か?救急キットを探してこようか?

ガレはあなたの言葉に顔をしかめつつも、苦い笑みを浮かべて首を横に振った。「俺の足なんざ後回しだ、新顔。それより崩れた奥の区画を見てみろ。瓦礫の隙間に、お目当ての破砕爆薬と救急キットが転がってるはずだ。俺の手当てはそのあとでも遅くねえよ」と、彼は荒い息を吐きながら墜落艇の奥を指し示した。歪んだ金属フレームが重なり合う危険な隙間から、微かに医療キットの白いケースと爆薬の無骨な外殻が覗いている。外では無慈悲な橙色の光条が再び空間を切り裂き、限られた時間が確実に削られていくのが分かる。

ガレ・ヴァルコ味方

俺の足なんざ後回しだ、新顔。それより崩れた奥の区画を見てみろ。爆薬と救急キットがあるはずだ。

歪んだハッチのこじ開けの判定d20 7 + 1 = 8目標 12

あなたは破砕されたハッチの頑丈な金属フレームに両手をかけ、全身の力を振り絞って押し開けようとした。しかし、墜落の衝撃で歪んだ金属はびくともせず、逆に強烈な反発力があなたの筋肉を締め付ける。息を呑むあなたの背後で、ガレが渋い声を漏らした。「甘いぜ、新顔。機体の歪みはそんな単純な力じゃ抜けねえ。天井の配線パネルの隙間から這い入るか、外板を直接剥がす手を探せ!」

体力が 5 減少した

ガレ・ヴァルコ味方

甘いぜ、新顔。機体の歪みはそんな単純な力じゃ抜けねえ。別の道を探せよ!

セシルの行動

天井の配線パネルから這い入る

あなたは天井の剥き出しになった配線パネルへと手を掛け、狭い隙間に身体を滑り込ませた。低重力に身を任せつつ、絡み合うケーブルと鋭利な金属片を器用に縫っていく。ガレが下から息を呑んで見守る中、あなたは奥の区画へと静かに侵入した。目の前には、お目当ての破砕爆薬と救急注射器が無傷のまま転がっている。手に入れた物資を確実に確保し、あなたは仲間のもとへと引き返した。

破砕爆薬 を手に入れた

ガレ・ヴァルコ味方

やるじゃねえか、新顔!その調子で物資を確保したら、次は通信機を何とかしねえとな。

セシルの行動

直せる?

ガレはあなたが手に入れた爆薬と医療キットに軽くうなずくと、激しくスパークする無線コンソールを顎でしゃくった。「直せるか、だと? こいつの回路は完全に焼き切れてやがる。だが、配線を直結させるか、予備パーツを移植できれば、ラスト・ホープの通信士と繋がるはずだ……お前の知恵を貸してくれ、新顔」

ガレ・ヴァルコ味方

こいつの回路は完全に焼き切れてやがる。お前の知恵を貸してくれ、新顔。

回路の修理の判定d20 4 + 2 = 6目標 12

あなたは破れかぶれのコンソールに半田ごてを当て、焼き切れた回路を繋ぎ直そうと試みた。しかし、低重力の中での微細な作業は指先を狂わせ、パチリと小さな火花が散っただけで、無慈悲な電子ノイズがかえって大きくなる。『くそっ、ダメだ……配線が完全に焼き付いてやがる』。あなたの手元から煙が上がるのを見て、ガレが痛む脚をかばいながら頭を抱えた。「おいおい、そんなんじゃ回路は繋がらねえよ! 俺の手順指示をよく聞け、別のコンソールから無傷の予備パーツを引っこ抜いて直結させるんだ!」

ガレ・ヴァルコ味方

おいおい、そんなんじゃ回路は繋がらねえよ! 俺の手順指示をよく聞け、別のコンソールから無傷のパーツを引っこ抜いて直結させるんだ!

セシルの行動

ガレにやってもらう

「フッ、見てるだけじゃ要領がつかめねぇか。しかたねぇ、貸しな!」ガレは痛む脚を引きずりながら無線コンソールの前に這い寄り、手際よく無傷の予備パーツを引っこ抜いて回路に直結させた。激しく火花が散ったかと思うと、ガレの手によってシステムが強制起動され、雑音の向こうからクリアな通信音が響き渡る。『……こちら、ラスト・ホープ通信士エレナ。応答してください……!』。危機一髪で通信が確立し、避難船の緊迫した声があなたたちのヘルメットに飛び込んできた。

エレナ・ヴェス案内役

こちら、ラスト・ホープ通信士エレナ。応答してください……!あと3時間で発進します、砲台を止めてください!

セシルの行動

こちら、セシルとガレ

SCENE 02

場面 2 の挿絵

あなたは無線機を手に取り、ラスト・ホープの通信士エレナへと声を返した。「こちら、セシルとガレだ。墜落を生き延びた……そちらの状況はどうだ?」ノイズの向こうでエレナが小さく息を呑む音が聞こえ、彼女は切実な声で返答した。「よかった、無事だったのね! こちらは発進準備を進めているけれど、敵の偵察ドローンが周囲の警戒を強めているわ。一刻も早く、あの砲台へのアプローチを始めて……!」通信の裏手では、緊迫した艦内放送と子供たちの泣き声が微かに響いている。ガレは痛む脚をかばいながら周囲を警戒し、あなたに視線を向けた。「おい、無駄話はそこまでだ。通信は繋がったが、ここから尾根の観測所へ向かわねえと話にならねえ。開けた斜面を突っ切るか、それとも古い溶岩洞を探るか……お前はどう行く気だ?」

エレナ・ヴェス案内役

よかった、無事だったのね! こちらは発進準備を進めているけれど、敵の警戒が強まっているわ。急いで……!

セシルの行動

ガレの脚を治療しつつドローンの動向を観察する

あなたは手元にあった救急注射器を手に取り、ガレの痛む脚に素早く投与した。薬剤が彼の装甲服の回路を通じて体内に巡り、激しい痛みが引いたのか、古参兵は荒い息を整えて小さくうなずく。「助かったぜ、新顔……これで少しは動ける」治療の合間、あなたは冷たい岩陰から上空の様子を慎重に観察した。灰色の空を切り裂くように、覇権院の偵察ドローンが不気味な電子音を響かせながら低空を旋回している。その下には、目指すべき尾根の観測所が黒いシルエットとなってそびえ立っていた。観測所へと続く開けた斜面には定期的にドローンの視線が走り、正面からの突破は容易ではない。ガレは痛む脚をかばいながら、低い声であなたにささやいた。「おい、あのドローンの監視網を抜けるには、暗い岩陰を縫って身を低くして駆け抜けるか、それとも古い溶岩洞の暗がりを通って真下から潜入するかだな……どうする?」

ガレ・ヴァルコ味方

助かったぜ、新顔……これで少しは動ける。観測所への道はドローンが見張ってやがる。どう抜ける?

セシルの行動

古い溶岩洞から真下へ潜入する

あなたはガレの制止を背に受けながら、足元に広がる黒い亀裂へと身を滑り込ませた。古い溶岩洞の内部は月明かりすら届かない漆黒の闇であり、ヘルメットのヘッドライトがかろうじて足元の砕けた玄武岩を照らし出す。頭上からは、地上を警戒する覇権院のドローンの不気味な駆動音が微かに響いてくる。暗闇の中を進むにつれ、古い硫黄の匂いと重力制御の微弱な振動が全身を包み込み、あなたの判断力が試される。慎重に闇の中の道を選び取らなければ、足を踏み外して崩落を招きかねない。

ガレ・ヴァルコ味方

おい、足元気をつけろよ!崩れやすい古い岩盤だ、音を立てたら一巻の終わりだぜ。

暗闇の道読みの判定d20 15 + 2 = 17目標 13

あなたは鋭い直感と研ぎ澄まされた判断力で、溶岩洞の複雑に枝分かれした暗がりを的確に見極めて進んだ。頭上を通過する敵ドローンの不穏な振動を巧みにやり過ごし、崩落の危険がある危険地帯を一歩一歩確実に突破していく。そしてついに、闇の出口から尾根にある覇権院の観測塔の真下へと静かにたどり着いた。冷たい鉄のハッチの向こうでは、敵の兵士たちの足音と電子制御の低い稼働音が微かに漏れ聞こえている。

セシルの行動

敵の兵士の数と武器を観察する

あなたは冷たい鉄のハッチの隙間から、観測塔の内部へとそっと視線を這わせた。薄暗い司令室の中には、制服に身を包んだ覇権院の兵士が二名、静かにコンソール端末を監視している。彼らの腰には実体弾式のオートピストルが下げられ、壁際には新型のパルスライフルが立てかけられていた。緊張感が張り詰める中、制御端末のディスプレイが青白い光を放ち、強固な暗号ロックがかけられているのが目に入る。ガレがあなたの背後で息を殺し、次の手を待っている。

ガレ・ヴァルコ味方

見張りは二人だ……うまく出し抜いて、あの端末から認証キーをいただくぞ。

端末の解析の判定d20 11 + 2 = 13目標 14

あなたは制御端末の前に立ち、解析プログラムを走らせて強固な暗号ロックを突破しようと試みた。指先が高速でコマンドを叩き、画面に幾重ものセキュリティコードが流れていく。しかし、最後のファイアウォールに阻まれた瞬間、システムが警告音を鳴り響かせた。『くそっ、あと一歩のところで弾かれたか……!』。あなたの背後でガレが歯噛みする。警報が鳴り響く中、まだ認証キーの抜き出しには成功していない。しかし、端末のエラーログから管理用のバックドアがうっすらと浮かび上がってきた。このままでは敵の増援が来てしまう。別の手法で再び端末に挑むか、別の手立てを考える必要がある。

ガレ・ヴァルコ味方

おい、警報が鳴っちまったぞ!のんびりしてると蜂の巣だ、別の方法でシステムを叩き切れ!

セシルの行動

管理用のバックドアからアクセスする

あなたは鳴り響く警報を無視し、端末に浮かび上がった管理用バックドアのコマンドを素早く打ち込んだ。知力をフル回転させ、システムの中枢へと強引に侵入していく。画面の警告色が赤から緑へと変わり、パチリと乾いた音を立てて認証キーのデータスロットが物理的に解放された。あなたの手元に、覇権院の認証キーのデータが確実に取り出される。

覇権院の認証キー を手に入れた

ガレ・ヴァルコ味方

やったな、新顔!これで認証キーは手に入ったぞ。次は傍受した命令文を解読して中身を確認しようぜ。

セシルの行動

通信士エレナに解析を頼む

あなたは手に入れた認証キーを端末のリーダーに差し込み、無線を通じてラスト・ホープのエレナへとデータを転送した。「エレナ、暗号化された長文データだ。解析を手伝ってくれ!」エレナの落ち着いた声がすぐに返ってくる。「了解したわ、セシル。認証キーのパススルーを使うわね……今、データを復号して……あっ」彼女の息を呑む声のあと、通信の向こうでモニターをスクロールする音が響いた。「――これ……! 敵の命令文に『目標は兵員と新兵器を積んだ軍用輸送艦』って書かれているわ。彼らはラスト・ホープが避難船だなんて、これっぽっちも知らされてないのよ!」衝撃の事実があなたのヘルメットに響き渡る。覇権院の兵士たちが信じ込んでいる使命の裏にある真実が、ここに明らかになった。

エレナ・ヴェス案内役

――これ……! 敵の命令文に『目標は兵員と新兵器を積んだ軍用輸送艦』って書かれているわ。彼らは避難船だなんて知らないのよ!

セシルの行動

兵士たちを説得できるかもしれない

あなたは通信機から聞こえる『避難船ではない』という敵の誤認を聞き、ふと思い立った。目の前の観測所や、これから向かう砲台基部にいる覇権院の兵士たちに、真実を伝えれば戦わずに済むのではないか。ガレはあなたの顔を見て呆れたように鼻を鳴らす。「おいおい新顔、あいつらは上官の命令に忠実なエリートだぜ。証拠もなしに言葉だけで説得できると思ってんのか? それとも何か、俺たちが持ってる認証キーや命令文のデータでも見せる気か?」外では相変わらず巨大な砲身が試射の反動で岩盤を揺るがし、残り時間が刻一刻と削られていく。

ガレ・ヴァルコ味方

おいおい新顔、あいつらは命令に忠実だぜ。証拠もなしに言葉だけで説得できると思ってんのか?

セシルの行動

通信を使って基地全体に真実をブロードキャストする

あなたは手に入えた覇権院の認証キーを端末のメインスロットにねじ込み、傍受した命令文のデータとエレナから送られてきた避難民の避難情報を全波長で基地全体へブロードキャストした。通信回線を通じて、軍用輸送艦ではなく一万二千人の民間人が乗る避難船なのだという真実の音声と映像が、基地内の全コンソールと兵士たちのヘルメットへと強制的に流し込まれる。ガレは驚きに目を見張りつつ、お前マジでやったなとばかりにニヤリと笑った。観測所の外で警戒していた敵兵たちの動きがピタリと止まり、電磁波の向こうでどよめきが広がるのが感じられる。真実の波及が、冷徹な敵の組織に亀裂を生じさせようとしていた。

ガレ・ヴァルコ味方

おいマジかよ……! これであいつらの足も止まらざるを得ねえな、やるじゃねえか新顔!

セシルの行動

観測塔の内部に入り兵士たちの前に姿を現す

あなたは観測塔の冷たい鉄のハッチを押し開き、堂々と兵士たちの前に姿を現した。突然の侵入者に驚いた二人の覇権院兵士がピストルに手をかけるが、あなたがブロードキャストした映像と真実のデータが彼らのヘルメットのモニターに映し出されているのを見て、動きを止めた。通信の向こうで流れる避難民たちの姿と『避難船ではない』という誤認の暴露が、彼らの銃口をわずかに下ろさせる。「お前……一体、何を……?」と、戸惑う兵士の背後で、観測所の奥へと続く頑丈な隔壁の向こうから重粒子砲台のうなり声が響く。ガレがあなたの脇に立ち、鋭い目で周囲を牽制した。

ガレ・ヴァルコ味方

よし、連中の動揺を誘ったぞ!この隙に断崖の砲台基部へ一気に突っ込むぜ、新顔!

セシルの行動

エレナに状況を伝え、兵士たちに協力を求める

あなたは無線機を握りしめ、通信士エレナへと声を飛ばした。「エレナ、観測所の兵士たちに真実を伝えた。彼らを説得して、こちら側の味方に引き入れる!」エレナの落ち着いた声がすぐに返ってくる。「了解したわ、セシル! 避難民の生中継と名簿のデータを、今すぐその観測所の全コンソールに全開で流し込むわ。彼らに見せてやって!」通信の向こうから送られてきたリアルタイムの映像が、観測所の壁面ディスプレイに次々と映し出される。一万二千人の民間人、怯える子どもたち、そして軍用輸送艦ではないという紛れもない真実が、そこに残酷なまでに鮮明に浮かび上がった。目の前に立つ覇権院の兵士たちは、青白いディスプレイの光に照らされながら息を呑み、固唾を飲んでその光景に見入っている。ガレは腕を組み、鋭い視線を兵士たちに向けながら低い声で呟いた。「どうだ、お前たちの正義とやらは、本当にこの人たちを撃つためにあるのか?」敵兵の指揮官格の男が苦悶の表情を浮かべ、震える手で自身のヘルメットのロックを外した。「我々は……本当にこれを……」真実に揺らぐ敵の心を捉え、あなたは彼らの協力を引き出すことに成功した。観測所を後にしたあなたとガレは、いよいよ轟音を上げる断崖の砲台基部へと足を踏み出す。試射の反動が足元の岩盤を激しく揺るがし、巨大な三脚の周囲では警戒網と激しい地響きがあなたたちを待ち受けている。この圧倒的な障害をいかにしてくぐり抜け、砲台基部へとたどり着くのか。その方法をあなたの手で切り開くのだ!

エレナ・ヴェス案内役

避難民のデータを全コンソールに流し込んだわ。彼らの目を覚まさせて、セシル!

反動をかわす反射神経の判定d20 17 + 1 = 18目標 13成功

あなたは鋭い反射神経を駆使し、試射のたびに爆音を上げて吹き荒れる橙色の重粒子光条と激しい地響きを完璧にかわしきった。崩れ落ちる巨大な三脚の瓦礫の隙間を軽やかに跳び越え、ガレを引き連れてついに断崖の砲台基部へとたどり着く。目の前には分厚い装甲板で塞がれたメンテナンスハッチと、管制室へと続く重装甲の自動防衛ドアが立ちはだかっている。ガレが認証キーの差込口を指さしながら、低く鋭い声であなたに促した。『よし、見事にかわしたな!ここからは破砕爆薬を仕掛けて蓄電槽の扉を爆破するか、俺の経験を活かして管制室へのセキュリティを突破するかだ……どっちの道で行く?』

ガレ・ヴァルコ味方

よし、見事にかわしたな!ここからは破砕爆薬を仕掛けて蓄電槽を爆破するか、管制室のセキュリティを突破するかだ……どっちの道で行く?

セシルの行動

ガレの経験を信じる

「俺の古巣の仕組みを甘く見んなよ、新顔!」ガレは痛む脚を踏みしめながら重装甲の自動防衛ドアの脇に這い寄り、かつて自分が仕込んだ古い手動回路のバイパス作業を素早く開始した。激しい火花が散る中、彼は手際よく配線を組み替え、管制室へのセキュリティを解除していく。ガレの長年の経験と確かな技術が、圧倒的な厚さの防衛ドアにわずかな隙間を作り出した。ガレの指示に従い、あなたも認証キーをスロットに差し込んでシステムをこじ開ける。

ガレ・ヴァルコ味方

よし、これでセキュリティのバイパスは完了だ!さあ、管制室へ踏み込むぞ、新顔!

セシルの行動

中に入る

あなたはバイパスされた防衛ドアを押し開き、重粒子砲台の心臓部へと足を踏み入れた。頭上では巨大な砲身が唸りを上げ、轟音とともに壁全体が激しく揺れ動いている。目の前には、分厚い装甲板に守られた蓄電槽のメンテナンスハッチが立ちはだかっていた。ここを破壊しなければ砲台は止まらない。手元には、墜落艇から回収した破砕爆薬がある。これをどう仕掛けるか、選択の時が来た。

ガレ・ヴァルコ味方

よし、ここが蓄電槽だ!持ってきた破砕爆薬を仕掛けて一気に吹き飛ばすぞ、新顔!

爆薬の設置と起爆の判定d20 2 + 1 = 3目標 13

あなたは手に入れた破砕爆薬を蓄電槽のメンテナンスハッチに押し当て、起爆スイッチを入れた。しかし、激しい重粒子砲の反動と床の振動に足元をすくわれ、配線がスパークして爆薬が途中で不発に終わってしまう。『くそっ、設置が甘かったか……!』とガレが舌打ちする。厚い装甲板はまだびくともせず、蓄電槽の扉は閉ざされたままだが、幸いにも爆風の直撃は免れた。時間が刻一刻と迫る中、あなたはこの強固なハッチをこじ開けるための別の手段を講じなければならない。

ガレ・ヴァルコ味方

おいおい、不発だったか!別の方法でハッチをこじ開ける手段を考えろ、時間がねえぞ!

セシルの行動

認証キーで電気錠を強制解除する

SCENE 03

場面 3 の挿絵

あなたは手元の覇権院の認証キーをメンテナンスハッチの制御盤に強く差し込んだ。電子錠のインジケーターが青く点滅し、重厚なロックが解除される乾いた音が響く。ガレがすかさず破砕爆薬を継ぎ目に押し込み、起爆のセットを完了させた。「よし、今度こそ吹き飛ばしてやるぜ!」重粒子砲台の激しい反動が岩盤を揺らす中、爆薬のカウントダウンが始まった。

ガレ・ヴァルコ味方

よし、今度こそ吹き飛ばしてやるぜ!起爆の準備は完璧だ!

爆薬の再設置と起爆の判定d20 13 + 1 = 14目標 12成功

あなたは激しく揺れる砲台の基部で、電気錠の解除されたメンテナンスハッチに破砕爆薬を素早く押し込んだ。敏捷な動きで安全圏へと飛び退いた瞬間、凄まじい爆発音と共に蓄電槽の装甲板が内側から吹き飛び、眩い火花と白煙が通路に充満する。ガレが瓦礫の陰から顔を出し、力強く親指を立ててみせた。「やったな、新顔! 蓄電槽の機能はこれで完全にお釈迦だ!」

破砕爆薬 を手放した

ガレ・ヴァルコ味方

やったな、新顔! 蓄電槽の機能はこれで完全にお釈迦だ!

セシルの行動

脱出だ!

蓄電槽の爆発で吹き飛んだ分厚い隔壁の奥、重粒子砲台の心臓部である射撃管制室へとあなたは足を踏み入れた。中央の巨大なホログラムディスプレイが眩い青白い光を放つ中、完璧に手入れされた高官用の装甲服を身につけた一人の男が静かに振り返る。冷徹かつ気品のある佇まいをした覇権院の指揮官、ライナー・フォン・ローレライだ。彼は冷ややかな青い目をあなたに向け、微動だにしない姿勢のまま低く響く声で告げた。「……部外者の侵入か。だが、我が砲台の最終射撃を止めることは誰にもできん」武装した護衛たちが周囲を固め、緊迫した空気があなたと彼の間に張り詰める。

ライナー・フォン・ローレライ敵

部外者の侵入か。だが、我が砲台の最終射撃を止めることは誰にもできん。

セシルの行動

あなたはブロードキャストした映像と真実のデータを見ていないのか?

あなたは冷徹な指揮官ライナーの眼前で一歩も引かず、先ほどブロードキャストした真実のデータと映像の存在を突きつけた。「……なんだと?」ライナーの整えられた金髪の眉がわずかにぴくりと動き、冷ややかな青い目に戸惑いの色が走る。彼は護衛の兵士たちに視線を送り、手元のコンソールで基地全体の通信ログを呼び出させた。画面に映し出された避難民の姿と軍用輸送艦ではないという乗船名簿を見た瞬間、彼の完璧な佇まいに亀裂が入る。「これが……我が軍が撃とうとしているものの正体だと……?」彼は息を呑み、これまでの確信が揺らぐのを隠せない様子であなたを睨み据えた。

ライナー・フォン・ローレライ敵

これが……我が軍が撃とうとしているものの正体だというのか……?

説得の判定d20 19 + 1 = 20目標 15

あなたはディスプレイに映し出された一万二千人の避難民の映像と名簿を指し示し、冷徹な指揮官ライナーに向かって力強く言葉を投げかけた。その理路整然とした訴えは、戦争の早期終結という彼の信念の矛盾を鋭く突き刺す。ライナーは大きく息を呑み、苦渋に満ちた表情でその場に立ち尽くした。「……我々が救うべきだと信じていた未来が、これだったのか……」彼は静かに目を閉じ、そしてゆっくりと銃口を下ろした。指揮官の決断により、砲台の自動照準は停止へと向かい始める。しかし、上空では追撃の手を緩めない覇権院の巡洋艦が不気味な影を落としており、あなたは今すぐ最後の選択を実行しなければならない。手動オーバーライドスイッチを引き下ろすか、蓄電槽の配線を引っこ抜いて強制シャットダウンさせるか、その手でこの戦いを決着させるのだ。

ライナー・フォン・ローレライ敵

……私の過ちを正してくれた。この砲台の制御を君に譲ろう。巡洋艦を止める手段を選べ。

セシルの行動

手動オーバーライドスイッチを引く

あなたは射撃管制室の中央に立ち、金属製の重い手動オーバーライドスイッチに両手をかけた。ガレが背後から緊迫した目であなたを見守り、ライナーも静かにその瞬間を固唾を飲んで見つめている。あなたの知力と意志を総動員してスイッチを力いっぱい引き下げると、激しい電子音と共に砲台の主電源が完全にシャットダウンされた。しかし、その反動と蓄電槽の爆発の余波により、足元の岩盤と管制室の天井がすさまじい轟音とともに崩れ始める。『おい、やばいぞ! 崩落が始まる、早く救命艇の降下地点へ走るんだ!』。ガレに促され、あなたは崩れゆく断崖を抜け、極点上空の救命艇へと続く道へ飛び出した。頭上から巨大な瓦礫が降り注ぎ、低重力の中で足場が大きく乱れる中、生死を分かつ疾走が始まる。

ガレ・ヴァルコ味方

おい、やばいぞ! 崩落が始まる、早く救命艇の降下地点へ走るんだ!

崩れる岩場の疾走の判定d20 15 + 1 = 16目標 13

あなたは驚異的な敏捷性と低い重力を利して、頭上から次々と崩れ落ちる巨大な瓦礫の雨を鮮やかにかいくぐった。足元の岩盤が割れ裂ける裂け目を一気に跳び越え、ガレを背後に従えながら極点上空の救命艇の降下地点へと狂気的な速度で駆け抜ける。吹き荒れる爆風と舞い上がる宇宙塵を突き抜け、視界の先に希望の光が差し込む。通信機からエレナの緊迫した声が響き、『救命艇が降下した! 最後のウインチにつかまって!』と叫ぶ。

エレナ・ヴェス案内役

救命艇が降下したわ! 最後のウインチにつかまって、セシル!

救命艇への回収の判定d20 2 + 1 = 3目標 13失敗

激しい噴射の風圧と吹き荒れる宇宙塵があなたの身体を押し流そうとする。ウインチのワイヤーをつかもうと伸ばした手が空を切り、あなたはバランスを崩して足場の端へと弾き飛ばされた! 『おい、しっかりしろ!』とガレが叫ぶ声が通信機越しに響くが、無情にも制限時間は刻一刻と迫り、極点上空の救命艇が離脱の推進剤を噴き上げる。あなたは吹き飛ばされながらも、最後の力を振り絞って体勢を立て直そうともがく。

体力が 20 減少した

ガレ・ヴァルコ味方

おい、しっかりしろ! あと一歩だ、気合を入れろ新顔!

セシルの行動

無線でエレナにウインチの再射出を叫ぶ

あなたは激しい宇宙風圧に吹き飛ばされながらも、無線機を口元に強く押し当ててエレナへと絶叫した。「エレナ! ウインチをもう一度射出しろ、まだ間に合う!」通信の向こうでエレナが即座に応答し、救命艇の自動ウインチが火花を散らしながら再射出される。ワイヤーの先端が夜空を切り裂き、あなたの装甲服の環へと一目散に迫ってきた。

エレナ・ヴェス案内役

ウインチを再射出するわ! フックを確実に掴んで、セシル!

ワイヤーのフックを引っかけるの判定d20 7 + 1 = 8目標 13失敗

あなたは射出されたウインチのフックへと勢いよく手を伸ばしたが、噴射の強烈な風圧に身体が弾かれ、指先が冷たい金属をかすめただけで掴み損ねてしまった! 『くそっ、風圧が強すぎる! 体勢を立て直せ新顔!』とガレが叫ぶ。まだ絶望するには早い。この危機を乗り越えるため、もう一度だけその身を投じるんだ。

ガレ・ヴァルコ味方

くそっ、風圧が強すぎる! 体勢を立て直せ新顔!

ウインチのフックを確実に掴むの判定d20 8 + 1 = 9目標 13失敗

強烈な噴射の風圧があなたの身体を押し戻し、狙いを定めたウインチのフックはわずかに指先をかすめて弾かれてしまった!『くそっ、風圧が強すぎてまともに掴めねぇ!』とガレが自らの装甲服を固定しながらあなたに手を伸ばす。まだ終わったわけじゃない、この極限の状況を打破するためにもう一度体勢を立て直せ!

体力が 5 減少した

ガレ・ヴァルコ味方

くそっ、風圧が強すぎてまともに掴めねぇ! 俺の手を掴め、新顔!

ワイヤーのフックを確実に掴むの判定d20 16 + 1 = 17目標 13

あなたは渾身の力を振り絞り、荒れ狂う噴射の風圧を突いてワイヤーのフックへと手を伸ばした。金属の冷たい感触が手に伝わると同時に、あなたはガレと共にそのリングへしっかりと装甲服の環を引っ掛けた。『掴んだぞ、新顔! 行くぞ!』ガレの叫び声に合わせ、救命艇の強力なウインチが凄まじい勢いで巻き上げられる。崩れゆく衛星ノクスの地表が遠ざかり、安全な航路へと飛び立つ避難船ラスト・ホープの姿が目の前に大きく広がっていった。

エレナ・ヴェス案内役

フックの固定を確認したわ! 二人とも、よくやったわね……!

SCENE 04

場面 4 の挿絵

EPILOGUE

エピローグの挿絵

ラスト・ホープは重粒子砲台の射程を完全に抜け、青く輝く母星ティアマを背にして安全な宇宙空間へと離脱していった。砲台の灯りは遠ざかり、静寂のなかに一万二千人の命の息吹だけが満ちている。あなたとガレを乗せた救命艇が艦内へと収容され、通信士エレナの温かい出迎えの声が響く。ルールなんて破るためにある! 君たちの想像を超える不屈の闘志が、この銀河の未来を救い出したのだ!

CLEAR
この冒険を共有しようリンクをコピーするか、X や LINE でシェアできます。
このシナリオ星間戦争:最後の希望AI のゲームマスターと、あなただけの物語を。
無料で遊ぶ
あなたならどう進む?星間戦争:最後の希望
無料で遊ぶ