REPLAY華麗なる蒼き獲物

華麗なる蒼き獲物 — ル…ブラムの冒険

冒険者ブラム
ゲームマスターOracle
CLEAR
ターン
35
プレイ時間
30分
判定成功
2/5
挿絵
6

夜霧が静かに這う孤島、その中心にそびえ立つ最新鋭のセキュリティ要塞『ファントム・ミュージアム』。地下の特別展示室には、正当な持ち主フランシーズから奪われた幻の巨大サファイア『ブルー・ティア』が妖しく青い光を放っている。仕立ての良いスーツに身を包んだあなた、ブラムは、暗闇に溶け込むように冷たい外壁を見上げていた。背後では、愛用のハットを目深にかぶった相棒の二元が無線で周囲の状況を告げ、侍の五左衛門が静かに愛刀に手をかけている。ジャズの音色がどこかから流れてきそうな粋な夜、運命の歯車が音を立てて回り始めた。さあ、この夜のゲームをどう始める?

二元味方

やれやれ、外周のドローン警備は思っていたより手強いぜ。ブラム、どうやって中に入るつもりだ?

ブラムの行動

巡回ドローンの隙を突いて屋上へ登る

SCENE 01

場面 1 の挿絵

冷たい夜風が吹き抜ける中、あなたは完璧なスーツの裾を翻し、軽やかな身のこなしで警備ドローンの死角へと滑り込んだ。上空を機械の羽音が冷たく掠めるが、あなたの反射神経と冷静さが、その一瞬の隙を見逃すことはなかった。無線越しに二元の低く渋い声が響く。「いいぞブラム、上々の滑り出しだな」。屋上への足掛かりを掴んだあなたは、いよいよ要塞の懐へと足を踏み入れる。

二元味方

その調子だ、ブラム。屋上のハッチはもうすぐだぜ。

ブラムの行動

階下に続く扉の陰に隠れて巡回の警備員を待つ。警備員が来たら昏倒させ、制服を奪って変装する。

あなたは冷たいコンクリートの陰に身を潜め、足音を殺してその時を待った。やがて、重く規則正しいブーツの足音が近づき、角を曲がった警備員の姿が視界に捉えられる。手際よく背後から忍び寄り、意識を刈り取ろうと腕を伸ばしたその瞬間、相手も気配を察知して振り返る。一瞬の油断が命取りになりかねない、鋭い緊張感が廊下に走った。

敏捷の判定d20 3 + 2 = 5目標 10失敗

一瞬の判断の遅れか、警備員とのもみ合いの中で足をもつれさせ、あなたは背後の壁へと押し返されてしまう。無線越しに二元の鋭い舌打ちが聞こえた。「おいブラム、大丈夫か? やるじゃねえか、少し警報の気配が近づいてきたぜ」。完璧だったはずのスーツの肩口が少し汚れたが、あなたは不敵な笑みを崩さず、次の手を模索する。

二元味方

おい、無理をするなよ。ドローンの巡回コースに新たな動きがある、気をつけて進め。

ブラムの行動

ロープを使って飛び降り、下の階の窓から飛び込む

見事な身のこなしで宙を舞い、あなたは下の階の窓ガラスを華麗に突破して館内へと滑り込んだ。割れる音の代わりに洗練された着地音が響き、完璧なスーツのシルエットが暗い廊下に映える。無線からは二元の呆れたような、しかしどこか嬉しそうな笑い声が聞こえてきた。

二元味方

派手にやったじゃねえか、ブラム。だが、そのお陰で近くの巡回ドローンの飛行データが丸見えだぜ。少し死角が分かった。

ブラムの行動

二元からドローンの巡回記録のデータを詳しく聞き出す

あなたは暗がりの中で通信機を押し当て、二元から送られてきたドローンの飛行データを端末に展開した。無線越しに聞こえる相棒の落ち着いた声が、冷たい夜の空気に心地よい緊張感を添える。「いいかブラム、東側の外壁を抜ける巡回ドローンにはわずか三秒の空白がある。そこを突き抜ければ、いよいよ館内の核心へ近づけるはずだぜ」。完璧に仕立てられたスーツの襟を正し、あなたは次の一手を静かに見据えた。

二元味方

データの解析は終わったぜ。東側通路の裏をつけば、警報を鳴らさずに下の階へ降りられる。頼んだぜ、ブラム。

ブラムの行動

東側通路の死角を通って下の階へ降りる

あなたは二元の解析したデータをもとに、東側通路のわずかな死角へと踏み出した。頭上を巡回ドローンのサーチライトが冷たく掠めるが、完璧なタイミングでそれをやり過ごし、あなたは静かに下の階へと続く階段の影に滑り込んだ。無線から聞こえる二元の乾いた笑い声が、この危険な夜のスパイスのように響く。これで最初の探索の足がかりは完全に固まった。さあ、いよいよ館内の奥深くへと歩みを進めよう。

二元味方

上出来だな、ブラム。ここから先はさらに警備が厳しくなる。気をつけて進みな。

ブラムの行動

壁のセキュリティ端末を軽く調べてみる

SCENE 02

場面 2 の挿絵

あなたは壁面に埋め込まれた真新しいセキュリティ端末に歩み寄り、軽やかな手つきでその内部構造を観察した。最新式の暗号回路が組み込まれているが、あなたの経験豊かな眼にはその癖が手に取るようにわかる。無線越しに二元が静かな声で告げた。『おいブラム、そこの端末は裏の配線に少し甘いところがあるぜ。うまくハックできれば、次のフロアの警備を少し手懐けられるかもな』。完璧に仕立てられたスーツの袖をまくり、あなたはさらなる深部へと踏み込むための準備を整える。

二元味方

その端末の配線をいじれば、少しはこっちの動きが楽になるはずだ。腕の見せ所だな、ブラム。

知力の判定d20 14 + 1 = 15目標 10成功

鮮やかな手つきでセキュリティ端末を操作したあなたは、古い暗号の癖を見事に読み解き、画面に隠された内部管理データを浮き彫りにした。二元が無線で称賛の声を漏らす。「上出来だな、ブラム。どうやらこの下のフロアに控える警備のシフト表が丸見えだぜ」。完璧に仕立てられたスーツの胸を張り、あなたは次の廊下へと足を踏み出す。しかし、その静寂を切り裂くように、聞き覚えのある威勢のいい声が響き渡った。「そこまでだ、怪盗ブラム!今度こそ逃がさんぞ!」

銭投警部敵

待ち伏せはお手のものよ!観念して大人しく手錠をかけられろ、ブラム!

ブラムの行動

「やぁ、とっつぁん。ここの展示品、全部盗品だって知ってたか?」

トレンチコートの襟を立てた銭投警部は、あなたの軽口を聞くやいなや、さらに眉間のシワを深くした。「ふざけるなブラム!お前のその余裕もここまでだ、今度こそ逃がさんぞ!」熱血刑事が重い足音を立てて距離を詰めてくるその隙に、あなたはスーツのボタンを外し、鮮やかなフェイントで通路の死角へと身を滑り込ませた。

銭投警部敵

おしゃべりはそこまでだ!お前の居場所はもう包囲網の中なのだからな!

ブラムの行動

「俺は本来の持ち主からの依頼でここに来てるんだよとっつぁん!こいつばっかりは譲れねぇ」そういうと非常階段を使って下の階へ急ぐ

銭投警部の怒号を背中に受けながら、あなたは仕立ての良いスーツの裾を翻し、非常階段へと飛び込んだ。鉄製のステップを軽快に駆け下りるあなたの足音は、静まり返った美術館の夜空に乾いたリズムを刻む。無線越しに二元のシニカルな声が響いた。「派手にやったなブラム、とっつぁんの奴はすっかり怒り心頭だぜ」。あなたは不敵な笑みを浮かべ、さらに下のフロアへと身を滑り込ませた。

二元味方

おっと、下のフロアにも警備の気配があるぜ。気をつけて降りな、ブラム。

ブラムの行動

さらに下のフロアへ急ぐ

非常階段を駆け抜けたあなたは、美術品の並ぶ重厚な廊下へと飛び出した。背後からは相変わらず銭投警部の怒号と足音が響いているが、幸いにもこのフロアの空気は静まり返っている。完璧に仕立てられたスーツのボタンを留め直し、次のルートを模索したその時、前方から不穏な警備ドローンの羽音が聞こえてきた。

二元味方

おいブラム、前方に警備ドローンが二機巡回中だ。足音を立てずにやり過ごすか、別の通路を探すんだな。

ブラムの行動

天井の配管伝いにドローンの上を越えていく

あなたは頭上の冷たい金属配管に飛びつき、音もなく体を滑り込ませた。真下をすれ違う警備ドローンの赤外線センサーが闇を切り裂くが、そのスリリングな間隙を縫うように、あなたはしなやかに次の通路へとアプローチしていく。無線越しに二元の落ち着いた呟きが響いた。

二元味方

やるじゃねえかブラム。だが、その先はさらにセンサーが密集してるぜ。慎重にいけよ。

敏捷の判定d20 11 + 2 = 13目標 10成功

配管の上を滑るように進んだあなたは、絶妙なバランスでセンサーの網をすり抜け、安全に着地を果たした。仕立ての良いスーツに埃一つつけず、不敵な笑みを浮かべるあなたの耳に、無線越しに二元の乾いた笑い声が届く。「なかなかやるじゃねえか、ブラム。だが、この下のフロアには別の厄介な影がうろついているぜ」。ジャズの調べがどこからともなく聞こえるようなこの美術館で、次のスリルがあなたを待ち構えている。

二元味方

おい、油断するなよ。この先は警備の目がさらに厳しくなる。慎重にいこうぜ。

ブラムの行動

慎重に廊下の先を偵察する

あなたは冷たい大理石の床に身を低くし、静まり返った美術館の廊下を慎重に偵察した。頭上を不気味に青い光を放つ警備ドローンがかすめ、少し先では厳重な電子ロックが施された扉が静かに佇んでいる。無線越しに二元の低い声が響く。「気をつけなブラム、この先は巡回ルートが変則的だぜ」。スリルと影が交差するこの場所で、あなたの次の一手が運命を決める。

二元味方

おいブラム、前方の警備が少し手薄になる瞬間がある。そこを狙うんだ。

判断の判定d20 1 + 1 = 2目標 10

静まり返った廊下の先を慎重に見極めようとした矢先、痛恨の判断ミスがあなたを襲う。天井に仕掛けられていた古い防犯ワイヤーに気づくのが遅れ、あなたの足がそれをかすめてしまった。館内にけたたましい警告音が響き渡り、遠くから警備員たちの足音がドタバタと近づいてくる。無線越しに二元が舌打ちする声が聞こえた。「おいブラム、しくじったな!警戒度が跳ね上がっちまったぞ、どうする気だ?」

二元味方

おいブラム、派手にやらかしてくれたな!追手がすぐそこまで迫ってるぞ。

ブラムの行動

さらに下のフロアへ急いで逃げる

SCENE 03

場面 3 の挿絵

鳴り響く警報を背中に受けながら、あなたは仕立ての良いスーツの裾を翻し、さらに下のフロアへと続く階段へ飛び込んだ。背後からは銭投警部の怒声と警備員たちの足音が迫るスリリングな逃走劇が繰り広げられる。無線越しに二元の乾いた笑い声が響いた。「おいおいブラム、派手にやったな。だが、焦る必要はないぜ、このフロアの構造を利用してまくってやろう」。冷徹なジャズの旋律が流れるような空間で、あなたの華麗な逃走はまだ続く。

二元味方

追手の足音が近づいてるぜ、ブラム。次の角を曲がったところにある古い展示室に身を隠な。

ブラムの行動

二元の指示通り、次の角を曲がったところの古い展示室に身を隠す。

あなたは二元の指示に従い、完璧に仕立てられたスーツの裾を翻して古い展示室へと滑り込んだ。ガラクタのような骨董品が並ぶ薄暗い部屋の中で息を潜めると、廊下を慌ただしく駆け抜けていく警備員たちの足音が遠ざかっていく。無線越しに二元が小さく息を吐く声が聞こえた。「危ねぇところだったな、ブラム。どうやらこれでひとまず追手は撒いたぜ」。静まり返った部屋の空気は、次の行動への静かな予感に満ちている。

二元味方

ふう、冷や汗もんだったぜ。だが、これで一息つけるな。まわりをよく見渡して次のチャンスを待つんだ。

ブラムの行動

部屋の展示品や隠し通路がないか調べる

薄暗い古い展示室の中で、あなたは仕立ての良いスーツの裾を翻し、壁に並ぶガラクタや怪しげな骨董品を丹念に調べていった。埃をかぶった木箱や古びた絵画の裏側をまさぐると、不自然に浮き上がった木製のパネルの隙間に気づく。どうやらこの部屋には、表の廊下からは隠された別の抜け穴があるようだ。その時、ひんやりとした空気が背筋を撫で、どこかで見覚えのある甘い香りが暗がりの中に漂ってきた。

峰子案内役

あら、こんなところで何をしているのかしら? ブラム、相変わらずコソコソするのが好きね。

ブラムの行動

背後から声をかけてきた峰子に向き直る

あなたは音もなく向き直り、薄暗い古い展示室の影に佇む峰子を見据えた。完璧なスーツに身を包んだあなたの余裕ある笑みに、彼女は妖艶な紅い唇をさらに緩め、指先で小さな鍵を弄ぶ。「ねえブラム、あなたもここで手こずっているようね。私の知っている情報を少し分けてあげてもいいけれど、その代わり、あなたが得る予定の宝石を一つ、私に分けてくれるかしら?」ジャズの乾いたベース音のような緊張感が、二人の間に心地よく流れる。

峰子案内役

このお宝、私にも少し分けてくれてもいいのよ?その代わり、地下のセキュリティに関する面白い話をしてあげる。

ブラムの行動

「ブルー・ティアは俺の依頼人のものでね。ブルー・ティア以外の宝石なら多少イロつけてわけてやる」

あなたは微かに笑みを浮かべ、仕立ての良いスーツの胸元を軽く叩きながら峰子を見据えた。『ブルー・ティアは俺の依頼人のものでね。他の宝石なら多少イロをつけて分けてやるさ』。その言葉に峰子は目を細め、妖艶な笑みを深めながら肩をすくめる。「ふうん、相変わらず依頼人思いの紳士ってわけね。……いいわ、それじゃあ次のフロアにある警備システムの弱点について教えてあげる。感謝しなさいよね、ブラム」。彼女の指先から放たれた秘密の小話が、この夜の闇をさらに深めていく。

峰子案内役

ふうん、悪くない提案ね。じゃあ、次のフロアの隠し通路とセキュリティの癖を教えてあげるわ。

ブラムの行動

峰子からセキュリティの情報を詳しく聞く

あなたは峰子の妖艶な笑みに見つめられながら、彼女が手帳に書き留めたセキュリティの裏技を聞き出した。「ここだけの話、特別展示室に繋がる通路の脇には、古い換気口の隠し扉があるわ。そこを使えば、正面のレーザーグリッドを綺麗にバイパスできるのよ」。ジャズの調べのような甘い危険が漂う中、あなたは完璧に仕立てられたスーツの襟を正し、次のルートへの確かな手応えを掴んだ。

峰子案内役

どう?私からの情報は役に立ったかしら?お礼はあとでたっぷりもらうわよ、ブラム。

ブラムの行動

峰子にさらに詳しい情報を尋ねる

SCENE 04

場面 4 の挿絵

峰子は妖艶な笑みを浮かべ、ブラムの耳元に身を寄せると、さらに価値のある耳寄りな情報を囁いた。「ねえ、特別展示室の二重扉には、あのマンファトが仕掛けた最新の暗号ロックがあるわ。普通のピッキングじゃ一筋縄ではいかないけれど、特定の周波数で共鳴させる裏技があるの」。ジャズの調べのように軽快で危険な駆け引きが、この夜の闇を一層あざやかに彩っていく。

峰子案内役

特別展示室のロックを破るには、ただの技術だけじゃ足りないわ。私の言う周波数を忘れないでね。

ブラムの行動

峰子から暗号の具体的な周波数を聞き出す

あなたは峰子の艶やかな視線を正面から受け止め、さらに踏み込んだ暗号の周波数を聞き出した。峰子は小さく笑うと、指先で空中に文字を描くようにして具体的な数値を耳打ちする。「……これだけの条件が揃えば、あの特別展示室の二重扉も開くはずよ」。ジャズの調べのように小気味よい駆け引きの中で、特別展示室へと続く最後の障壁を突破する鍵があなたの手に渡りつつあった。

峰子案内役

ふふ、これ以上は企業秘密よ。でも、あなたならうまくやってくれるって信じているわ。

ブラムの行動

「最高だぜ峰子」峰子の額にキスをして御礼を言うと、万能ピッキングツールと聞いた数値を合わせ特別展示室へ向かう。

峰子は突然のことにわずかに目を見張り、それから妖艶な笑みであなたの頬を軽く叩いた。「ふふ、お礼はブルー・ティアを手に入れてからにしてちょうだいね、ブラム」。仕立ての良いスーツの裾を翻し、あなたは特別展示室の重厚な扉の前に立つ。教えてもらった周波数に万能ピッキングツールのダイヤルを合わせ、慎重にロックへと差し込んだ。

峰子案内役

さあ、見せてみなさいよブラム。あなたのその華麗な手口をね。

器用さの判定d20 7 + 2 = 9目標 10

完璧に合わせられたはずの周波数だったが、直前で古いセキュリティ機構が微かにスパークを起こし、万能ピッキングツールの先端が嫌な音を立てて弾かれた。わずかにタイミングがズレたことで、重厚な特別展示室の扉は固く閉ざされたまま、警戒音がかすかにシステム内部でうねり始める。無線越しに二元が小さく舌打ちする音が聞こえた。「おいブラム、一筋縄ではいかない仕掛けがまだ隠されているようだな。どうする?」

二元味方

おいブラム、慎重にいけよ。中の仕掛けはまだ何か隠されているぜ。

ブラムの行動

五左衛門を無線で呼んで助太刀を頼む

あなたは小さく無線機へ向けて呟いた。「五左衛門、出番だ」。直後、特別展示室の分厚い隠し扉の外側から、凍てつくような鋭い剣閃が走り抜けた。重厚な金属の蝶番が音を立てて断ち切られ、仕立ての良いスーツの裾を揺らす風とともに、侍が姿を現す。

ブラムの行動

五左衛門に中のガラスケースを片っ端から斬ってもらう

侍は静かに一歩踏み出し、冷徹な月光を浴びた愛刀を閃かせた。最初のガラスケースが音もなく両断されると、五左衛門は涼やかな顔で呟いた。「またつまらぬものを斬ってしまった」。しかし、砕け散った破片の音に反応して、特別展示室の奥からさらなる警備ドローンの群れが羽音を立てて迫ってきた。

ブラムの行動

「五左衛門!ブルー・ティアのケースを優先して斬ってくれ!」他の宝飾品を雑嚢に放り込みながら指示を出す。

あなたの鋭い指示に頷き、五左衛門は冷徹な一閃を放つ。目的の巨大サファイア『ブルー・ティア』を収めた厚いガラスケースが音もなく両断され、月光を浴びて青く妖しく輝く伝説の宝石がその姿を現した。あなたは手際よくそれを掴み取るが、周囲の警報はいよいよ最高潮に達し、特別展示室の外から重々しい足音が迫ってくる。

ブルー・ティア を手に入れた

ブラムの行動

隠し扉から地下ドックへ急ぐ

SCENE 05

場面 5 の挿絵

あなたは手に入れた伝説のサファイア『ブルー・ティア』をしっかりと握り締め、五左衛門が切り開いた隠し通路の奥へと足を踏み入れた。背後では警報の赤色灯が狂ったように回転し、特別展示室に押し寄せる警備員たちの怒声が壁を伝って響いてくる。しかし、仕立ての良いスーツに身を包んだあなたの足取りに迷いはない。冷たいジャズのビートが心臓の鼓動と重なる中、あなたは二元の待つ地下ドックへと続く暗い階段を駆け下りていった。

ブラムの行動

隠し通路をさらに急いで下る

あなたは隠し通路の冷やりとした階段を駆け下りていく。背後で聞こえていた警報の音は次第に遠ざかり、代わりに地下特有の湿った潮風がスーツの裾を揺らした。手の中のブルー・ティアが、暗がりの中で青く妖しく脈打つように光を放っている。しかし、まだ完全に安心するには早い。地下の曲がり角を抜けた先には、冷徹な追手や予期せぬ障害が待ち構えているかもしれない。あなたは息を整えつつ、さらに足を進めた。

ブラムの行動

「格好つけて正面から来ないで、最初から五左衛門に頼んで裏口突破すれば良かったかぁ!?」二人で暗い廊下を駆け抜ける。

侍の五左衛門は君の冗談めかした言葉に小さく頷き、静かに刀を納めた。追手の足音が少し遠のいた暗い通路の片隅で、二人は束の間の息を整える。仕立ての良いスーツの袖を払いながら、君は手にしたブルー・ティアの重みを改めて確かめるのだった。

ブラムの行動

二元の待つ地下ドックへ到達する。

地下ドックの冷たいコンクリートの床に降り立ったあなたの視界に、波飛沫を上げる高速モーターボートの影が飛び込んできた。エンジンを唸らせて待機していた二元が、愛用のハットのつばを持ち上げながら冷ややかな笑みを浮かべる。完璧に仕立てられたスーツの裾が潮風に揺れる中、あなたは手にしたブルー・ティアの重みを確かめ、迷うことなく艇のコックピットへと飛び乗った。

二元味方

待ってたぜブラム。上出来じゃないか、さあエンジンは全開だ。海原へ飛び出すぞ!

ブラムの行動

高速艇のエンジンを全力で始動させる

あなたは高速モーターボートのコックピットに身を落ち着け、スターターボタンを力強く押し込んだ。轟音とともにエンジンが火を噴き、ボートは暗い地下ドックの水面を切り裂いて猛然と加速する。背後からは追跡してくる警備艇のサーチライトが水面を舐めるように迫り、緊迫した追走劇の幕が切って落とされた。

二元味方

おいブラム、後ろから追手が猛スピードで追っかけてきやがる。一気に振り切るぜ!

ブラムの行動

全速力で海原へ向けて舵を切る

あなたは手元のハンドルをきり、唸るエンジンとともに高速艇をさらに加速させた。背後で追ってくる警備艇のサーチライトが荒波を照らすが、漆黒の海原へと飛び出した艇は瞬く間にその光を置き去りにしていく。夜風がスーツの襟を心地よく揺らし、二元が不敵な笑みを浮かべながら背中を叩いた。「やったなブラム、これで完全に見失ったぜ」。島を無事に脱出した静かな洋上で、あなたは手にした『ブルー・ティア』の冷たい輝きを見つめる。本来の持ち主である少年フランシーズの面影が脳裏をよぎるが、この伝説の宝石をどう扱うかは、すべてあなたの決断に委ねられている。

二元味方

いやはや、見事な逃げっぷりだったぜブラム。さて、手に入れたこのブルー・ティアをどうするつもりだ?

ブラムの行動

ブルー・ティアを本来の持ち主に返す

SCENE 06

場面 6 の挿絵

静かな波の音を聞きながら、あなたは手元のブルー・ティアを優しくケースに収めた。約束通り、本来の持ち主であるフランシーズのもとへこの伝説のサファイアを返すため、夜明けの海原をボートは軽やかに進んでいく。二元は静かにタバコに火をつけ、五左衛門は遠くの水平線を見据えながら深く頷いた。銭投警部の怒声も、峰子の気まぐれな微笑みも、すべてはこの粋な夜のひとコマにすぎない。完璧に仕立てられたスーツの襟を正し、怪盗ブラムの華麗な夜はこうして静かに幕を閉じるのだった。

ブルー・ティア を手放した

EPILOGUE

エピローグの挿絵

運命の歯車が噛み合い、夜霧に包まれたファントム・ミュージアムでの大冒険は鮮やかな余韻を残して終わりを迎えた。手に入れた宝石の行方はそれぞれの胸に秘められ、怪盗ブラムとその相棒たちは、また新たな物語の予感に向けて夜の向こうへと消えていくのだった。――お疲れ様でした、主人公よ。

CLEAR
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